2021年2月13日から21日にかけて、静岡県沼津市にある曹洞宗の古刹、大中寺を舞台に「MUSO Culture Festival 2021」が開催されました。
「音 × 禅 × 食」をテーマに掲げたこのフェスティバルは、歴史的な寺院という空間で、現代音楽やアート、食を通じて新たな文化体験を提供する試みとして注目を集めました。
本フェスティバルの最大の魅力は、なんといっても豪華な出演アーティスト陣によるパフォーマンスでしょう。
世界的なターンテーブリスト、DJ KRUSHは、大中寺本堂の厳かな雰囲気の中、ヒップホップを基調にアンビエント、トリップホップ、ジャズ、民族音楽などを融合させた、彼独自の深遠な音楽世界を展開しました。
また、サウンドアーティストのYosi Horikawaは、自然音と電子音を巧みに組み合わせたサウンドインスタレーションを大中寺の庭園に設置。自然と人工音が調和する、幻想的な音空間を創り出しました。
さらに、ボーカリストのermhoi、電子音楽家のChee Shimizu、アンビエント/ドローンミュージックの先駆者Kaoru Inoueなど、多彩なアーティストが出演し、それぞれ独自の音表現で観客を魅了しました。
MUSO Culture Festival 2021は、音楽パフォーマンス以外にも、様々なコンテンツが用意されていました。
- サウンドインスタレーション & アートインスタレーション: 大中寺境内全体が、音と光のアート空間に変貌。視覚的にも楽しめる仕掛けが施されました。
- 座禅会: 禅寺ならではの体験として、座禅会も開催。日常の喧騒を離れ、静寂の中で自分と向き合う時間を提供しました。
- フードマーケット: 地元沼津の食材を使ったフードマーケットも出店。食を通じて地域の魅力を味わうことができました。
MUSO Culture Festival 2021は、伝統と現代文化の融合という斬新な試みが高く評価され、大きな反響を呼びました。
特に、DJ KRUSHの大中寺本堂でのパフォーマンスは、歴史的な空間と現代音楽が見事に調和した、唯一無二の体験として多くの観客に感銘を与えました。
SNS上でも、「神秘的な空間で音楽に浸れた」「五感を刺激される素晴らしい体験だった」といった声が多数寄せられ、イベントの成功を物語っています。
- 名称: MUSO Culture Festival 2021
- 会場: 大中寺(静岡県沼津市)
- テーマ: 音 × 禅 × 食
- 会期: 2021年2月13日(土)~2月21日(日)
- 主催: MUSO Culture Festival 実行委員会
- DJ KRUSH
- Yosi Horikawa
- ermhoi
- Chee Shimizu
- Kaoru Inoue
- Chari Chari
- ASUKA ando
- Lil Mofo
- Saki Souda(アートインスタレーション)
- Natsumi Sato(アートインスタレーション)
- MUSO Culture Festival 公式ウェブサイト:https://muso-festival.com/
大中寺は、1394年に創建された曹洞宗の寺院です。開山は、臨済宗の僧侶であり、庭園デザイナーとしても著名な夢窓疎石。境内には、国の名勝に指定されている庭園が広がり、自然の美と禅の精神が調和した空間を形成しています。本堂には、本尊である不動明王像が安置されており、地域住民の信仰を集めています。
静岡県沼津市の禅寺「大中寺」を舞台にしたカルチャーフェスティバル「MUSO Culture Festival 2021」にDJ KRUSHが出演。大中寺の本尊不動明王と対峙するかの如く向き合い、渾身のDJセットを披露。
YouTube
- MUSO Culture Festival 公式ウェブサイト: https://muso-festival.com/
- DJ KRUSH 公式ウェブサイト: http://djkrush.jp/